28

Sep

2021

<写真①>

Audi Q5を実際に走行した際のレポートをお送りする。
ショールームで試乗される際のポイント含めてお伝えていこう。

① 座席に座った感覚

<写真②―1>

運転席に座ると、フロントガラスが大きく開放感があるとともに見通しが良いことに驚いた。SUVで車高が高いのもあるが、左右のサイドウィンドウも大きいこともあり死角が少なく運転できるのは嬉しい。

<写真②―2>

AudiのSUVモデルで嬉しいポイントが、ドアミラーが大きいこと。デザイン重視となるとサイズが小さくなりがちだが、Audi Q5はドアミラーのサイズが大きめなため、運転中も左右サイドの確認がしやすい。さらにドアミラー内側には安全装備でもある「アウディサイドアシスト」のLED点灯箇所もある。ミラー内に点灯するメーカーもあるが、LEDが大きく点灯するので視界に入りやすいのが安心できる。

<写真③>

そしてリアシートはフロントガラスが大きいと圧迫感が少なく感じることができる。
サイズ感は前回のBLOGでご紹介したが、シートが前後にスライドできるので乗る方の好みの位置でドライブを楽しめる。

試乗される前にぜひ、全席座ってみてほしい。広い空間を味わっていただきたいのと、シートの座り心地を体感することで、より購入後のイメージがわくだろう。

② 走りを体感

<写真④>

今回試乗したAudi Q5は40 TDI quattro S lineのため、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルとなる。 なお、TDIは「Turbocharged Direct Injection」の略称で、DはDieselではなくDirectという意味。日本語で言うと直噴ターボエンジンといったところだろうが、どういった構造なのかは、ぜひスタッフに聞いてほしい。

<写真⑤>

そして、12Vリチウムイオンバッテリーのマイルドハイブリッドを搭載している。クリーンディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドの掛け合わせで走りがどんな味わいになるか楽しみだ。

エンジンONにして最初に感じたのが、エンジンノイズが少ないこと。ディーゼルエンジンだと「ガラガラ音」というイメージが強いが室内はごくわずかに音がする程度。念のためエンジンがかかっているか気になって窓を開けたらちゃんと音がしたので、安心したくらいだ。

<写真⑥>

そしてギアをDにしてアクセルペダルを踏むと、重量があるSUVモデルと思わないほどの軽やかな発進。いわゆる「もたつき」をほとんど感じない。
しかもエンジン回転数が2,000を超えると「キュイーン」という音がして発進をアシストする感覚を得た。これがマイルドハイブリッドによるアシストなのだろうと実感。とにかく速くスピードに乗ることができる。
特にセダンタイプから新たにSUVモデルに乗り換える方もストレスなく運転できるような感じでこれは運転していても楽しい。

<写真⑦>

中間加速もクリーンディーゼルエンジンによる高いトルクで加速してくれるが、マイルドハイブリッドのアシストがあるため、エンジンだけでは味わえないスムーズな加速を味わうことができた。

試乗の際は、「発進時のレスポンスの良さ」、「中間加速のスピードの乗り方」に注目してほしい。

③ マイルドハイブリッドの特徴

<写真⑧>

先にもお伝えした通り、マイルドハイブリッド機能によって発進時のアシストは100%ガソリンまたはクリーンディーゼルエンジンモデルを超えるものがあった。

さらに走行中、コースティング(惰性走行)時はエンジンOFFとなり燃費向上に努めるようになっている。ただ運転しているとエンジンOFFになった感覚がわからない。確認するにはメーターの回転数を見ればよいが、走行中は危険なので同乗のスタッフに教えてもらうと良いだろう。
なお、アクセルペダルを踏みこむ程度によってエンジンONとなり加速ができるようになる。

<写真⑨>

減速時は回生ブレーキが発動するが、ブレーキの感覚に違和感はない。そして25km/h以下になるとエンジンがOFFとなりそのまま停車。スタート時は従来モデルのようなアクセルペダルを踏んだらセルモーターが回ってエンジンONになってから発進・・・するようなことはなく、気づいたらエンジンONですぐに発進することができる。

マイルドハイブリッド機能はモーター単独だけの走行はないので、エンジンON/OFFによって走りに影響を与えることはない。むしろ「本当に排気量が2リットル(正確には1,968cc)なのか?」という走りを体感できるだろう。
すでにAudiオーナーの方は、今までよりさらに楽しい走りができるようになったと思えるだろう。

試乗する際は、僅かに聞こえる程度だがモーターの音やアシスト力をぜひ体感してほしい。

④ 便利なアクセサリー品のご紹介

Audi Q5はSUVモデルだけに多くのアクセサリー品が設定されている。いくつかご紹介しよう。

スキー&ラゲッジボックス

<写真⑩>

ルーフに取り付けるAudiフォーリングスが付いたラゲッジボックス。車内に載せきれない荷物や、スキー板やスノーボードを収納するのにぴったりなサイズ。また、キャンプ用品などのアウトドア用品も多く搭載することができる。
ラゲッジスペースにも多くの荷物を載せられるが、さらに収納力が欲しい方はぴったりだ。

ラゲッジトレイ

<写真⑪>

ラゲッジスペースに泥汚れや雪や雨で濡れてしまったものでも、汚すことなくラゲッジスペースに載せることができる。専用サイズのため、走行中にトレイが動いてしまうこともなく、使用しないときは取り外すこともできるので、シーンに合わせて設置するのがおすすめ。

ショールームにはこれ以外にも多くのアクセサリー品を展示しているので、詳細はスタッフに確認してほしい。

車両スペック

車種名:Audi Q5 40 TDI quattro S line
車両本体価格:¥7,390,000 消費税込み
ボディカラー:ディストリクトグリーンメタリック

※写真はイメージが含まれます。また日本仕様車と異なる場合があります。一部写真はAudi Japan またはAudi AG. Webサイトより引用。
※文中の数値はすべてカタログ掲載値に基づきます。詳しくはAudiショールームにてご確認ください。

Photo & Text: HY